怖い話「夢遊病」

怖い話

どうも、しびあこ。です!

本日は私の知人の恐怖体験「夢遊病」というお話をいたします。

私は、中学1年生ごろまで、「夢遊病」だったらしいです。

「夢遊病」とは寝ている間に歩き回ったりする病気でもちろん私は寝ているため、全く記憶にありません。

ある日は2階の寝室から1階のリビングに降り、晩酌している両親に「あれ、ここどこ?」といってリビングを歩き回ったり。

また、ある日は台所に降りていって、なにも言わずに冷蔵庫を開けたり、閉めたりと親としてはこの子、寝ぼけすぎっていつも思っていたみていです。

ですが上記の2つ位ははかわいらしい方みたいで、立ちが悪いのは外に出ていくこともあったみたい。

両親いわくいきなり玄関の開ける音が鳴るので、なにか?と思い確認に行くと開けっ放しの玄関の外に私が裸足でとぼとぼと歩いており、車が通ったら大変なので、「何してるのっ?」と怒っても、                    「うん、別に...」と返事こそするものの、次の日になれば何も覚えていない。

そんなことがたまにではあるが、何度か続き両親もなれてきたみたで、この子、ほっておいたらどこに行くんだろうと多少面白がって外に出ていく私をつけていくことに。

するとその日は靴までしっかり履いて出て行ったそうで、つけていくと車などは見えているように危なげなく歩いていっていたらしいです。

決して早くはないですがとぼとぼと歩いていくその先には近所のお寺に向かっていったみたい。

両親もそろそろ連れ戻そうと肩をつかもとしたら手を払われ、いきなり走り出したらしい。

父も走って追いかける。

そして、私が立ち止まったところはお寺の墓地で立ち止まったみたいです。

さすがに父もこれはやばいと私の手をつかみ、引きづるようにして連れ戻してくれたらしい。

両親は次の休みに私を連れてそのお寺の和尚さんに訳を話すと、

「気休めかもしれませんが」とお経を唱えてくれました。

私は話を聞く限りで自分が夜中にお墓まできてたことがとても怖かったんですが、不思議とお経を聞いていると怖い気持ちがやわらいだ気がしました。

以降、家を歩き回ることは、少しはあったみたいですが、外にでることはなくなったみたいです。

もし、両親が私が外に出たのに気付かずに墓地に向かっていたら、私はどうなってたのかを考えると今でも少し怖いです。

琵琶こそ弾けませんが、リアルに「耳なし法一」みたいにこの世ならざる者に呼ばれていたのかもしれません。

本日は以上です。

では、また!

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