恐怖体験「物音の正体は」

怖い話

どうも、しびあこ。です。

今回は私の恐怖体験「物音の正体は」というお話をいたします。

これは私が小学校3年生くらいの時のお話。

当時、はっきりいいますがお化け屋敷に私は住んでいました。

まぁ、ほぼ私だけが被害にあっているのですが。

でもこれは家族で顔を見合わせて不思議に思った話。

当時、そのお化け屋敷は2階建ての借家だったんです。

ある日の夜、1階で家族全員、団らん中に2階から、

「ガシャン!」とそこそこ大きな音がなりました。

父親の鬼の命令で私と私の兄の2人が様子を見に行くことになり、怖いながらに、上に行くことになりました。

怖いのは怖いですが、私にはあんちゃんがついているので、こころなしかホッとしています。

なぜななら私の兄(あんちゃん)は一部ネジがぶっ飛んでいるからです。

兄はスタスタを上にあがり、私はついて行きます。

物音がしたと思わる、部屋の付近から「シャー」と音がします。

その音の物体を兄が見つけ拾い上げます。

当時流行っていたミニ四駆でした。

兄は「これは怖いな、電源きれてるのに動いとる」といってミニ四駆を見回します。

私はその時、恐怖しかありませんでした。

「あんちゃん、なんとかしてよ!」泣きかけながら私は言うと兄は

「電池とったらさすがに動かんやろ」と電池を抜くのです。

私にはできないことを平然とやってのける兄にそこにしびれる、あこがれるの瞬間でした。

ミニ四駆はさすがに止まりました。

兄が再び電池を入れなおしますが、もうミニ四駆は動きません。電源スイッチをオンにしたら動いたのですが、なぜ誰もいない2階で誰も触ってないのに電源OFFのミニ四駆が動いたのかは、誰にもわかりません。

ただ一つ言えるのは私の兄は一部ネジが飛んでることだけです。(頼りにはなりますが)

そんな話でした。

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