恐怖体験「動くブランコ」

怖い話

どうも、しびあこ。です。

今回は私の恐怖体験「動くブランコ」というお話です。

これは私が小学校高学年の時の話です。5年だったかな。

ある夏の日の夕刻、私は友達の家からの帰りで、近所の公園の横の道を通って帰っていました。

今も忘れられない光景なので覚えていますが、やたら夕焼けが赤くなにか奇妙に感じるほどでした。

「キコーッ」

聞きなれた音を耳にし、ふと立ち止まり公園をみると、誰もいないのにブランコが動いています。

そんなに怖いとも感じずに

「あれ、さっきまで誰かいてたのかな?」

と思い、周囲を見渡すが公園の中にも道路の周辺にも誰もいません。

さすがに奇妙に思い、ブランコを見直すと先ほどより揺れが大きいのです。

先ほど見た時は小さく、「あと少しで止まるのでは?」位の揺れでしたが、「軽く立ちこぎしてるのでは?」と思うほど、確実に大きくなっているのです。

怖くなり、帰ろうと目を背けようとした瞬間、ブランコの椅子の部分上に揺れたといいますか、鎖の部分がクシャってなり、怖くなった私はダッシュで家に帰りました。

ダッシュでの帰宅途中、公園の付近や帰り道には友達の家もあったりして、恐怖心はそこそこに収まりましたが、今だに若干のトラウマです。

見晴らしのいい公園したので誰かが隠れて、いたずらしている可能性もなく、なぜブランコは勢いを強めたのでしょうか?

大人になった今でもわかりません。

そんな話でした。

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