恐怖体験「叫び」

怖い話

※この記事を読む前に必ず恐怖体験「ささやき」を読んでください。

これは私が経験したある夏の日の夜の話です。

その日、私と私の友人、とその彼女、彼女の友達の4人でご飯に行った。

「この後、どうする?」と私

「肝試しどう?前に雰囲気あるとこ行ってきてん」と彼女の友達

「ええやん!ゾクり(ゾクゾクし)に行こ」友人

「いや!私君、行きたくないよね??」ちょい涙目の彼女

「行くやろ」と私

本当は基本、幽霊とかにかかわりたくないので行きたくなかったですが、涙目の友人の彼女が可愛すぎて少し意地悪に返事をしてしまいました。

この時、この意地悪な返事が後々後悔するとは思っていなかった。

そんなんで、ちまたでは有名な廃居ホテルに行くことになった。

廃墟ホテルについた瞬間にゾッくと背筋を走るものがありました。

私は「こわっ。なんかやばいかも」

と思いましたが、「行く」と言ったてまえ「やめとく」の選択肢はなかった。

車を降り、友人の懐中ライトで足元を照らしながら中に入る。

「絶対奥にはいかないから。約束守ってよ。」と半泣きの彼女

「さすがに奥は怖いし行かんわ」と友人

「前は明るい時きたし、夜来ると怖い」と彼女の友人

「雰囲気ありすぎ、やばいな」と私

こんな感じで入口付近の部屋に入り、雰囲気を楽しむ?怖がる?と

「はい、帰ろ。」ちょっと強気に言う彼女

「せやな、もうええやろ」と私

すると、「ベギッ!」家鳴りを大きくしたような音が響きました。

女性陣が「きゃー」と叫ぶ。

「大丈夫やって、タイミング的に怖いけど家鳴りやわ」と私(かなりビビッてます。)

「違う人らかもしれんし」と叫び終わった泣きかけの彼女の友達

「でも他に車なかったやん」と彼女

「ええし帰ろ」と友人

みんな駆け足で外に向かった、その途中

「許さない!!」甲高い狂ったような叫び声が耳にはいる。

「はい、こうゆうのは無視」泣きそうになりながらも私はこころで自分にいいきかす。

外に出て車に乗り込み、すぐ出発。

近くのコンビニが見えたあたりで

「最後の声やばない?」と友人

「嫌われたいの?」とその彼女

「これ以上怖いのいらんよ」と彼女の友達

「(女性陣聞こえてないの?と思いながら)〇〇(友人)は悪い子や」と私

怖かったので以降の話は明るい話をがんばってしてたと思う。

正直、私は友人と先ほどの声について、すぐにでもしゃべりたかったが女性陣が怖がるのでやめておいた。

彼女とその友達は泊まるとのことなので、彼女の家に送ってった。バイバイの時は二人とも笑顔になっていた。

そした私たちは

「さっき、悪かったな。声、女の声やろ?」と私

「それよ!そっと「まってよ」ってささやかれてもやでよ!」と友人

「俺、違うわ。はぁ、叫び声やったし。狂ったような高い声で「許さない」って言われた」私

「マジなん?」友人

「怖いしお前んちいってよい」俺

「ええけど、この話はやめよな」友人

こんな体験をした話です。

30歳くらいの時にネタにしたいしあの時の事メールで書いて送ってよってもらったのが

「ささやき」です。

この「叫び」が私が思い出しながら書いた方。

でも、友達にも言ってないんですが、相違点があって、逃げる時に最後を走ってたのは忘れもしない私なんです。

なんせ私は叫び声を聞いたと同時になにかに肩を触られたんです。

その時に「なんでこんな時に限って一番後ろが私やねん」って思ったのをはっきりと覚えてますから...

ではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました